こんにちは、はんてんです。
前回の記事では、マンションに備え付けの回線ではオンライン対戦ができないことが分かったところまで書きました。
仕方がないので今後はインターネットとは縁を絶ち、晴れの日は畑を耕し雨の日は本を読もう……
とはならなかったので、今度は個人的に
光回線と契約して部屋に
回線を引くことを試みます。
今回は、個人で回線を引こうとしたところ、凄まじく時間がかかった話です。
光回線と言っても色々ありますが、自分は検索してみて評判が良さそうなNURO光を選びました。
携帯のキャリアがauやソフトバンクであれば、対応した光回線を選ぶことによって割引が適応されるのですが、自分はタイミング悪く引っ越し直前に格安SIMに乗り換えていため、それは叶いませんでした。
早速電話してみたところ、一カ月後に回線工事に来てもらうことに。
遅くない?と思った方もいるかもしれません、自分もそう思いました。
回線工事の日程について調べてみたところ、申し込んでから回線工事に来てもらうのが一カ月後なんてことはざらにあることらしいので、こういう手続きはできるだけ早めに申し込んでおく方が良さそうです。
突然ですが、皆さんは宅内配管という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
聞きなれない言葉かとは思いますが、意味は読んで字のごとくで、配線等の関係で部屋の見えない箇所に設置されている配管のことです。
結論から言うと、自分の部屋にNURO光の回線を引くことはできませんでした。
工事に来てもらった業者の方曰く、NURO光のケーブルは他の光回線のものとはまた違った特殊なものなのだそうです。
そのケーブルを部屋の中に引っ張ってくるためにはこの宅内配管を通す必要があるらしく、そして、自分の部屋には宅内配管がない(あるいはケーブルを引っ張って来れるような箇所にない)とのことでした。
備え付けの回線について調べていなかった人間が宅内配管について把握しているはずもなく、またそれが分かったところでどうすることもできないので、その日は業者の方にはいったん帰ってもらい、後日確認のためにNURO光のカスタマーセンターに電話しました。
「業者の方に聞いたんですが、宅内配管がないとNURO光の回線は引けないんですか!?」
「そうですね」
そ、そうですか……。
そんなわけで、
NURO光の回線を引くことは断念せざるを得なくなりました。
NURO光の申し込みページにも
自分の住居が工事可能な物件であると記載されていたので、完全に予想外の結果でした。
フレッツ光に問い合わせてみたところ、
フレッツ光のデータベースには、自分のマンションは回線工事可能な物件であると記録されているとのことでした。
じゃあ工事に来てもらうだけで終わりじゃん!と思い、意気揚々と申し込みをしました。
やはり工事の日程は一カ月後でしたが。
そして工事に来てもらった結果、工事をするためにどのような経路で配線をするのか調査する必要があるため、後日改めてその調査を行う、とのことでした。データベースとは。
調査のための機材が必要なため日を改めなければならないとのことで、再びその調査に来るのはそれから更に
一か月後とのことでした。スケジュールが桃鉄。
その後の経過は以下のような感じでした。
初回に改めて調査をする必要があるということが分かり、その一カ月後に調査を行い、更にその一カ月後に工事が来てようやく回線が引けるという、実に計三カ月かかった長丁場となりました。
この間こちらにできることは全くなく、早くスケジュールが進まないかな……と思いながら日々を過ごすのみでした。
電話対応の方にも、申し訳なさそうに時間がかかってしまい申し訳ありませんと謝られるばかりで、逆にこちらが申し訳なくなってしまう始末。
いっそ「スケジュールはどうにもならねぇよ!残念だったな!」とでも言ってもらった方が気が楽だったかもしれません。そうではないかもしれません。
何はともあれ、引っ越してからおよそ半年後、無事回線を引くことができました。
この記事のタイトルが「回線を整えるのに1年半かかった話」なので、この後もう一悶着あるわけなのですが、それについては次回の記事で書きたいと思います。もうちょっとだけ続きます、すみません。
余談ですが、工事を待つ間フレンドとだけでも対戦出来ればと思い、苦肉の策でポケット
Wi-Fiをレンタルしていました。
少しでも
Wi-Fiの通りが良くなるようにと、できるだけ高いところにポケット
Wi-Fiを置いた結果、あたかも
ポケットWi-Fiを奉るかのような構図になっていました。
言うまでもなくお勧めできません。回線速度も含め。